LINE公式アカウントの無料CRM「LINE Harness」を導入し、Claude Code から操作できるようにするまでの手順。作業のほとんどはターミナルで完結します。
▶ まず動画で見る(野田さんの実演・約20分)npx create-line-harness を実行。Cloudflareに自動で構築。.mcp.json にMCP設定を追記。ここで Claude Code とつながる。はじめる前に、次のアカウント・環境をそろえます。
node -v が動けばOK。claude が起動できる状態。大きく2フェーズです。フェーズ1=下準備(ブラウザでアカウント作成・情報集め)、フェーズ2=インストール(ターミナル)。下準備で集めた情報を、あとでターミナルに貼っていきます。野田さんの動画では前半がこの下準備にあたります(約20分)。
Cloudflareに登録(Googleログインでも可)。ここにハーネス本体が全部デプロイされます。
ダッシュボード →「R2 Object Storage」→ Overview → サブスクリプション登録。クレカ登録が必要ですが請求は0円(10GBまで無料)。LINEでの画像・動画配信の保存先に使います。
無料。メールアドレスで登録 → 電話番号認証 → 業種などを入力して作成。
公式アカウントManager →「応答設定」で あいさつ・応答メッセージをオフ。Webhookをオンにするために「Messaging API設定を開く」→ 有効化(プロバイダー名を決める)。
LINE Developers でプロバイダーを開き「新規チャネル作成」→「LINEログイン」。地域=日本、アプリタイプ=Webアプリで作成。
LINE Login チャネルの「LIFF」タブ →「追加」。名前は任意(「LINE」は不可)、サイズ=Full、エンドポイントURL=https://example.com(仮)、スコープ openid・profile・chat_message.write の3つ、友だち追加オプション=アグレッシブ。
Messaging APIチャネルの「Messaging API設定」→「チャネルアクセストークン(長期)」を発行。
ここまでで、集める5つの情報がそろいます。おおよそ20分ほど。
一番つまずくのがここ。「別のアカウント」に入れてしまうと後で全部やり直しになります。まず保険トークンを無効化してからログインし、どのアカウントにいるか必ず確認します。
unset CLOUDFLARE_API_TOKEN wrangler login # ブラウザで「Authorize」 wrangler whoami # メールとAccount IDを確認
wrangler login は「ブラウザで今ログイン中のCloudflare」に繋がります。目的のアカウントに切り替えてから実行すること。CLOUDFLARE_API_TOKEN が環境変数に残っていると、そちらが優先されて別アカウントに入ってしまうので必ず unset を。
画像保存に R2 を使います。Cloudflareダッシュボード →「R2 Object Storage」→ 有効化。10GBまで無料ですが、有効化には支払い方法(カード)の登録が必要です(通常課金は発生しません)。
プロジェクトを置きたいフォルダで、次の1コマンド。これが導入とClaude Code接続をまとめてやってくれます。
npx create-line-harness
順番に質問されるので入力します。
done または Enterline-harnessデプロイが終わると、管理画面URL・Worker URL・APIキーなどが表示されます。特にAPIキーはこの一度しか表示されません。
完了画面に出る値を使い、LINE側を仕上げます(多くは自動設定済みなので確認でOK)。
.../webhook).../auth/callback)?liffId=... 付きに更新STEP 3 で「Yes」を選んでいれば、プロジェクトの .mcp.json にすでに設定が入っています。あとはClaude Code を再起動するだけ。
// .mcp.json(自動で追加される中身の例)
{
"mcpServers": {
"line-harness": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@line-harness/mcp-server@latest"],
"env": {
"LINE_HARNESS_API_URL": "https://<worker>.workers.dev",
"LINE_HARNESS_API_KEY": "<あなたのAPIキー>"
}
}
}
}
再起動後、Claude Code に「LINE Harnessの友だち一覧を見せて」のように話しかければ操作できます。
管理画面の「友だち追加時設定」でウェルカムメッセージ(シナリオ)を作っておくと、友だち登録された瞬間に自動であいさつが届きます。導入後まずこれだけ入れておけばOK。QRコード/友だち追加URLを配れば、そこから登録してもらえます。
このMCPは Claude Code 専用ではありません。Cursor でも Codex でも、同じ設定を書けば使えます。自分がよく使う方に繋げばOK(両方に入れる必要はありません)。
Codex の場合は ~/.codex/config.toml に次を追記して再起動:
[mcp_servers.line-harness] command = "npx" args = ["-y", "@line-harness/mcp-server@latest"] [mcp_servers.line-harness.env] LINE_HARNESS_API_URL = "https://<worker>.workers.dev" LINE_HARNESS_API_KEY = "<あなたのAPIキー>"
wrangler whoami で必ず確認。CLOUDFLARE_API_TOKEN は unset。.mcp.json や config.toml にキーが平文で入る。公開リポジトリにpushしない。つまずいても大丈夫。次の順で確認すればだいたい解決します。